こんにちは、しゅうです。
YouTubeで動画をアップロードされている方は、ライブ配信も検討したことがあるかもしれません。
個人のYouTuberの方にとっては、ファンとのコミュニケーションを通じて、普段アップロードしている動画の再生数の増加や、チャンネル登録者数の増加が見込めるかもしれません。
また、最近では企業の製品プレスリリースなどもYouTubeのライブが活用されることが増えました。
本記事では、YouTubeでライブ配信をおこなうための条件についてまとめていきます。
YouTubeでライブ配信をおこなうための条件
YouTubeでライブ配信をおこなう場合、大きく分けてスマートフォンからのモバイル配信とパソコンからのPC配信に分けられます。
それぞれの条件について解説していきます。
ライブ配信に関する制限が適用されていない(PC・モバイル配信共通)
大きな条件としては、「過去90日以内にチャンネルにライブ配信に関する制限が適用されていない」という条件です。
ライブ配信に関する制限とは以下の条件となります。
- YouTubeコミュニティガイドラインの違反警告
- アップロード動画の著作権違反
- 1日のライブ上限数を超えた場合
- 13歳未満でのライブ配信
1日のライブ上限数はYouTubeのヘルプには記載がありませんでした。何か情報ある方はコメントで教えていただければ幸いです。
YouTubeのコミュニティガイドラインは、大きく分けると、「スパムと欺瞞行為(なりすまし、スパムなど)」、「デリケートなコンテンツ(性的コンテンツ、自殺自傷をほのめかすコンテンツなど)」、「暴力的または危険なコンテンツ(暴力的なコンテンツ、ヘイトスピーチなど)」、「規制品(違法商品、銃器の紹介など)」、「誤った情報(選挙の誤情報、医学的に根拠のないコロナ関連の情報)」の5つのジャンルに分かれます。
一通りコミュニティガイドラインには目を通しておいて、違反のないようにしましょう。
また、コミュニティガイドライン以外に著作権法を違反している場合も制限が行われる可能性があります。許諾のない音楽や画像を流すことは避けましょう。
13歳未満のライブ配信は禁止されているのですが保護者同伴であれば許可されるようです。
ライブに関する制限事項はこちらにも記載があるので、目を通しておくことをお勧めします。
YouTube Studioでライブ配信の有効化が必要(PC・モバイル配信共通)
ライブ配信をおこなう前に事前にYouTube Studioでライブ配信の有効化が必要です。
studio.youtube.comにアクセスして、右上の作成ボタンから「ライブ配信を開始」をクリックするとライブ配信設定のページに遷移します。
ライブ設定が有効化されていない場合は、以下のような画面が出てくるかと思いますので、「有効にする」をクリックしてください。
有効化ボタンをクリックすると電話による確認ページが表示されるかと思いますので、手順に従って有効化してください。
認証が取れると、以下のような画面がライブ画面に表示されます。遅くとも24時間以内にはアクティブ化されるので待ちましょう。何回か申請を私はしたことがありますが、いずれの場合も、夕方に申請して翌日の昼にはアクティブ化されていました。
モバイル配信する際の条件
モバイル配信をおこなう場合は以下の点が条件となります。
- チャンネル登録者が50人以上でないとモバイル配信不可
- チャンネル登録者数が1,000人未満の場合、視聴者数が制限される場合がある
- Android/iOSは古いデバイスで未対応
モバイル配信はチャンネル登録者50人以上というのが大きな制限ですね。
モバイルデバイスの要件は新製品が出るタイミングでどんどん古いデバイスが非対応になる可能性があるので、こまめにチェックしましょう。
YouTubeでのモバイル配信方法についてはこちらを参考にしてください。
PC配信する際の条件
PC配信の場合、チャンネル登録者数の制限は特にありません。
PCで配信する方法はウェブカメラ配信とエンコーダー配信の2パターンあります。
ウェブカメラ配信は、カメラを通じて写した物を配信する際に利用します。自分自身を移す場合はウェブカメラ配信になります。
設定が簡単なので、比較的取り組みやすいかと思います。
それに対してエンコーダー配信は、自分のPCの画面を画面共有するときに利用します。
また、複数のカメラなど、外部ハードウェアを利用するときもエンコーダーが必要です。
エンコーダーはPCにインストールできるソフトも多数あります。ちなみに私は普段OBSという無料ソフトを利用しています。
YouTubeでのエンコーダーを利用した配信方法についてはこちらにまとめてあります。
ネットワーク環境の見直し
当然、ライブ配信をおこなうために安定したネットワーク環境で配信をおこなう必要があります。特に夕方から夜にかけての17時〜19時くらいは、プロバイダでのインターネット利用量も増えるため、ネットワークが不安定になることがあります。
安全策を取るのであれば、有線LANを利用してPC環境を用意しましょう。
また、継続的にライブ配信をおこなうのであれば、家のネットワーク環境を整備しておきましょう。
まとめ
今回は、YouTubeでライブ配信するための条件について解説しました。
YouTubeでの設定手順について以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。
ウェブカメラでの配信方法についてはこちら↓
エンコーダーを使った配信方法についてはこちら↓
エンコーダーの概要についてはこちら↓
ではまた!
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